c++のコンテナと主要な関数
vector:動的な配列。
size():要素の実際の数を返す。
empty():空であるかどうかを返す。
push_back(elem):elemのコピーを末尾に追加する。
pop_back():最後の要素を削除する。
back():最後の要素を返す。
front():最初の要素を返す。
deque:両端が開いている動的な配列。先頭と末尾の両方で挿入や削除を高速に実行できる。
size():要素の実際の数を返す。
empty():空であるかどうかを返す。
push_back(elem):elemのコピーを末尾に追加する。
pop_back():最後の要素を削除する。
back():最後の要素を返す。
push_front(elem):elemのコピーを先頭に追加する。
pop_front():最初の要素を削除する。
front():最初の要素を返す。
list:双方向リンクリスト。要素の挿入と削除がどの位置でも高速に行われる。
size():要素の実際の数を返す。
empty():空であるかどうかを返す。
insert(pos,elem):posの反復子が指す位置にelemのコピーを挿入し、新しい要素の位置を返す。
push_back(elem):elemのコピーを末尾に追加する。
pop_back():最後の要素を削除する。
back():最後の要素を返す。
push_front(elem):elemのコピーを先頭に追加する。
pop_front():最初の要素を削除する。
front():最初の要素を返す。
remove(val):valという値を持つすべての要素を削除する。
remove_if(op):op(elem)が真であるすべての要素を削除する。
forward_list:単方向リンクリスト。
size():要素の実際の数を返す。
empty():空であるかどうかを返す。
insert_after(pos,elem):posの後方にelemのコピーを追加する。
push_front(elem):elemのコピーを先頭に追加する。
pop_front():最初の要素を削除する。
erase_after(pos):posの後方を削除する。
set,multiset:特定のソートの基準(デフォルトではless<>)に従って要素を自動的にソートする。multisetは重複を許し、setは許さない。
size():要素の実際の数を返す。
empty():空であるかどうかを返す。
count(elem):elemという値を持つ要素の数を返す。
finf(elem):elemという値を持つ最初の要素の位置、またはend()を返す。
lower_bound(elem):elemを挿入できる最初の位置を返す(elem以上の最初の要素の位置)。
upper_bound(elem):elemを挿入できる最後の位置を返す(elemより大きい最初の要素の位置)。
insert(elem):elemのコピーを挿入し、新しい要素の位置を返す。setの場合、成功したかどうかも返す。
erase(elem):elemという値を持つ要素をすべて削除し、削除した要素の数を返す。
map,multimap:キーと値のペアを要素として管理する。要素はキーに対して使用されるソートの基準に従って自動的にソートされる。multimapは重複を許し、mapは許さない。
size():要素の実際の数を返す。
empty():空であるかどうかを返す。
count(key):keyというキーを持つ要素の数を返す。
find(key):keyというキーを持つ最初の要素の位置、またはend()を返す。
lower_bound(key):keyというキーを持つ要素を挿入できる最初の位置を返す(key以上のキーを持つ最初の要素の位置)。
upper_bound(key):keyというキーを持つ要素を挿入できる最後の位置を返す(keyより大きいキーを持つ最初の要素の位置)。
insert(elem):elemのコピーを挿入し、新しい要素の位置を返す。mapの場合、成功したかどうかも返す。
erase(elem):elemの値を持つ要素をすべて削除し、削除した要素の数を返す。
unordered_set,unordered_multiset:ハッシュテーブルで実装されている。
size():要素の実際の数を返す。
empty():空であるかどうかを返す。
find(elem):keyというキーを持つ最初の要素の位置、またはend()を返す。
insert(elem):elemのコピーを挿入し、新しい要素の位置を返す。
erase(elem):elemの値を持つ要素をすべて削除し、削除した要素の数を返す。
unordered_map,unordered_multimap:キーと値のペアを要素として管理する。ハッシュテーブルで実装されている。
size():要素の実際の数を返す。
empty():空であるかどうかを返す。
find(key):keyというキーを持つ最初の要素の位置、またはend()を返す。
insert(elem):elemのコピーを挿入し、新しい要素の位置を返す。
erase(elem):elemの値を持つ要素をすべて削除し、削除した要素の数を返す。
stack:スタック(LIFO)を実装する。
empty():スタックが空であるかどうかを返す。
push(elem):elemをスタックに挿入する。
top():スタックの次の要素を返す。
pop():スタックから要素を1つ削除する。
queue:キュー(FIFO)を実装する。
empty():キューが空であるかどうかを返す。
push(elem):elemをキューに挿入する。
front():キューの次の要素を返す。
back():キューの最後の要素を返す。
pop():キューから要素を1つ削除する。
priority_queue:優先度に従って要素を読むことができるキューを実装する。
empty():キューが空であるかどうかを返す。
push(elem):elemをキューに挿入する。
top():キューの次の要素を返す。
pop():キューから要素を1つ削除する。