yokobuttonの不定期で競技プログラミングをするブログ

不定期で解けた競技プログラミングコンテストの問題を載せています。

2021-04-26から1日間の記事一覧

完全グラフと全彩色予想④

4,全彩色 グラフGの全彩色とは、Gの隣接するどの2元、または接続するどの2元も異なる色を持つようなGの元(頂点と辺)に色を付けることである。k個の色を用いる全彩色をk-全彩色という。グラフGに対して、k-全彩色が存在するときGはk-全彩色可能であるという…

完全グラフと全彩色予想③

3,辺彩色 グラフGの隣接する辺が異なる色になるように、グラフGの各辺に色をつけることを、Gの辺彩色といい、k個の色が使われているとき、それをk-辺彩色という。グラフGに対して、k-辺彩色が存在するときGはk-辺彩色可能であるという。Gがk-辺彩色可能で…

完全グラフと全彩色予想②

2、線グラフと全グラフ グラフGにおいて、頂点集合E(G)を持ち、その中の2頂点は、G内の隣接する2辺であるとき、かつそのときに限って隣接するようなグラフをGの線グラフといいL(G)で表す。 グラフGの全グラフT(G)とは、集合V(G)⋃E(G)と1対1対応する頂点集合…

完全グラフと全彩色予想①

(注意)完全グラフと全彩色予想の内容や定理の証明は「グラフ理論序説」からお借りしている部分が多いです。 1,因子分解 グラフHがグラフGの部分グラフであるとは、Hが V(H)がV(G)の部分集合 かつ E(H)がE(G)の部分集合 を満たすグラフのことである。特に、…